宝明塾
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先生紹介


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井上 宝明 (いのうえ ほうめい)

井上 宝明(いのうえ ほうめい)

横浜珠算振興会 会長 兼 理事長

珠算能力検定試験 委員長

全横浜珠算競技大会 副会長

日本珠算連盟神奈川県連合会 副会長

全神奈川通信珠算競技大会 委員長


◆自己紹介◆

昭和50年(1975年)、大学在学中に父が亡くなったため、家を手伝うことになり、「上野町珠算講習所」を任されました。それから卒業ま での約2年半、生徒たちを指導し、「キャンパスに色を塗っていく喜び」を感じ、成長していく子供たちを見て、これが自分の天職ではないかと思 い、正業とすることを決意しました。


卒業後、年齢の近い先輩方(ほとんど10歳近く離れていましたが)にいろいろな手法を教わり、自分自身で実践し、生徒に役立てるように心が けました。

例としては、暗算種目の導入及び、教え方、両落としのかけざんのやり方、わりざんの省略算、応用計算の導入などです。


特に力を入れたのが応用計算で、当時、商業高校の授業科目で「計算実務」を教え始めたことです。これは、社会一般で行なわれている実務的な ことの基礎を理解し、いずれ大人になった時に役に立ててほしいと願ったからです。

この間、当塾の生徒が全国商業高等学校協会主催「全国高校珠算競技大会」の神奈川県大会で2年連続優勝し、全国大会にも出場しています。


最近の希望は、「ソロバン・暗算」が出来るではなく、「ソロバン・暗算」もできる生徒になってほしいと思っております。 そのため、小学生 に「国語・算数」、中学生に「英語・数学」の学習も教えております。

特に、自分の教え子が英語・数学が苦手ということに納得できないので、せっかく身についている暗算力を利用することを強調して、ふつうのお 子さんとは違うことを意識させる授業を行っております。

井上 文江 (いのうえ ふみえ)

井上 文江(いのうえ ふみえ)

法務大臣賞 受賞

横浜珠算振興会 相談役(元副理事長)


※昭和二十九年


◆自己紹介◆

昭和25年、世の中の大人たちは戦後の復興に躍起となっており、今よりも貧富の差が激しく、道を外しかける子、学校の授業についていけない 子、不幸な子が大勢いました。その頃私は父を亡くし、横浜の空襲で家が焼かれ、生活は苦しい状況でした。高校生の弟がおり、大学には行かせた いと思っておりました。

そのころ、町の中を走り回るこどもたちを見るにつけ、「子供に悪い子はいない」、「勉強の出来ない子もいない」一人ひとりと真正面から向き 合っていけばきっと真っ直ぐにいける人になるとの思いから、私に出来ることは何だろうと考えた末、そうだ私はそろばんが出来る。学校の先生に はなれないけれど、そろばん塾なら出来ると、私(石川文江)は、横浜市中区上野町に上野町珠算講習所を開きました。

しかし、自分が出来るということと、教えるということの違いに悩みました。27年に横浜商工会議所の中に日本珠算連盟横浜支部発足し、それ に伴い、会員になって珠算教育の勉強をする機会を得、役員にもなって会の運営にも携わり、多くの先生方との交流を深め、検定試験委員をしてそ の役目を果たし、検定委員100回の賞状をいただきました。

その後結婚し井上文江となり、塾も井上珠算塾として磯子区栗木町に2教室目を開塾。昭和50年には息子の宝明(ホウメイ)が成人し、全面的 に塾の経営にあたることになったので「宝明塾」とし、平成6年に現在の場所に移り、今日まで60年間に、7000人以上の生徒をお預かりしま した。ほとんどの生徒が珠算能力検定3級以上に合格しております。

珠算は中国から伝わり、わが国でも明治時代から学校教育の中に取り入れられ重要な位置にあり今日まで続いておりましたが、電卓に始まりパソ コン、コンピューター、果ては携帯電話でも計算が出来るようになりました。そろばんよりとても楽です。でも、これらの機具で計算は出来ます が、計算力は養われません。そろばんを習得すると、そろばん無しで計算(暗算)ができるようになります。いつも子供にもよく言うのですが、頭 と手はどこへ行くにもついてきます。家へ置いていく訳にはいけませんね。「手は、外に出た脳の一部」と言われており、手指の運動は脳の発達と 密接な関係があるといわれております。

そろばん塾の指導として何がどう大切なのか、暗算が出来るようになることは勿論大切なことですが、読上算を行うことにも意義があります。今 の子供たちは人の言うことが聞けない、というか飲み込めない、聞くこと聞き取ることの大切さを感じます。先生が読み上げる数をひとつも聞き逃 さないように集中して聞き取り、その数を素早く指に乗せて計算する。そろばんならではの特徴のひとつです。また、補数計算を習ったことによっ て、一緒に買い物に行ったお母さんより早くお釣りが分かるということがありましょう。

いくら教えても次の練習までに忘れてしまっている子供も多くいます。週に3回やることによって、練習度の進みが速く、また同程度にクラス分 けすることは、競争心を沸かせ練習に熱が入ります。

叱ることも多くありますが、叱った後は必ず良いところに目をつけて褒める。良いことをした時はまず褒める。そして注意すべきことを言い聞か せる。アメとムチの使い分けとは昔の人はよく言ったものです。

井上 和人 (いのうえ かずと)

井上 和人(いのうえ かずと)

井上宝明の長男。HP制作

小学校6年生、高校3年生の時に、読上暗算で横浜一となる。

大学4年のときに、年商1億のチェーン店のアルバイト店長になる。

現在は、「自然を楽しむ」をモットーに、「芋掘り」「地引網」「たけのこ堀」などのイベントを実施。


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